炎症したにきびが塊のようになって肌に残ることがある。 その状態は肥厚性瘢痕である可能性もある。 肥厚性瘢痕とは細胞を修復するため過剰に増殖したコラーゲンがしこりのように肌に残ってしまう状態。 肥厚性瘢痕は数年後〜数十年後に自然治癒することが多い。 永久的に残ってしまうこともある。 皮膚に傷が出来ると、コラーゲン増殖を促し傷口をふさごうとする。 重度のニキビ炎症後、長期の炎症、軽度でもアレルギー体質で過剰反応しやすい体質の場合、コラーゲンの塊になり、しこりが残る場合がある。 傷跡や手術痕などをケロイドと呼ぶが、ケロイドと肥厚性瘢痕は違う。 ケロイドは進行性があり、塊が大きくなるが、ケロイド体質の人は少なく進行性のない肥厚性瘢痕です。 ニキビ跡などの肥厚性瘢痕を治す方法に、ステロイド注射、ステロイドテープなどがる。 ステロイドは男性ホルモン様の作用あり、ニキビを増発させる、医師はニキビが出来やすい肌質にステロイド療法を行うことはない。 CO2レーザーを用いて治療を行っている病院もある。 コラーゲンを破壊する作用のあるCO2レーザーを照射する。 レーザー治療は長期的な治療になり、治るという保障もなく、CO2レーザーは逆に傷跡がひどくなることもこ。 ジェネシスは肥厚性瘢痕も適応することがわかり、治療に用いられるようになったが深い層に出来た瘢痕組織の改善は難しい。
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